幸せは、いつもシンプル。

1991年生まれ、東京都在住。日々の幸せについて綴るブログです。引き寄せの法則実践中。

わたしには、勇気がなかった。

 

今更ながら、この本を読みました。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

この本を読んだことで、今までずっと向き合えなかった「自分の苦しみの根源」とやっと向き合うことができました。自分がこんなことで苦しんでいるということを認められなくて、今まで他の誰にも話すことができませんでした。

そのことについて、自分の心の整理のために書きます。今まで誰にも言えなかったことなので、こうやって文章にして読まれることもまだ少し怖いのですが、この苦しみの部分を自ら開いて他人が見ることができる状態にすることはとても大切なことだと思ったので書きます。

 

ここから先は、長い自分語りになってしまいます。すみません。そして、文体を変えた方が書きやすかったので変えています。

読み進めていただける方は、どうかご了承くださいませ。

 

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小さい頃は絵を描くことが好きだった。毎日何かを描いていた。自分の絵は周りにいる誰よりも上手に描けていると思っていた。

絵を描くことが好きだったから、美大に行きたいと自然に思うようになった。

美大受験ではわたしより上手な人なんて、それはもう嫌になるほどいた。自分は本当は絵が下手なんだということを痛感した。

美大に落ちて専門学校に入って、自分の作品にも下手なりに良いところはあるんだなぁということは分かったけど、やっぱりあまり上手ではないということに変わりはなかった。

 

何かを描く、作るということが好きだったから美術の道に進んだけど、いつの間にか嫌いになっているような気がした。本当は嫌いになんかなりたくないのに、嫌いなような気がしていた。もう昔のようには絵を描かなくなっていた。

嫌いだと思ったのなら諦めればいいわけだけど、わたしは諦められなかった。諦めたらとても後悔するような気がした。

 

そんな自分を変えたいと思って、色んな本を読んだ。そのうちになんとなくアドラー心理学が気になるようになって、「嫌われる勇気」を読んだ。そこで分かってきたことがある。

 

多分わたしは今までずっと自分と他人とを比較し続けていた。そしてみんなよりも下手な自分」を自覚してしまう行為だから、自覚して傷つくのが怖かったから、絵を描くことを嫌いになりたかった。絵を描くことを嫌いになれば傷つくことはないから。

 

絵が下手な自分が嫌だったら、上手くなるために努力しなければいけない。努力する=自分を変えること。でも絵が下手な自分のままでも、そこに蓋をして見ないようにしていれば、違和感こそあれ実生活に支障はなかった。自分を変える勇気がなかったから、変えなくて済む言い訳を探していた。 

絵が下手な自分を認めて、向き合う勇気。そして、そんな自分を変える勇気が無かった。

それでも完全に絵を描くことを諦めることができなかったのは、「自分は変わらなければいけない、前に進まなければいけない。」という意識が漠然とだけどあったから。絵を描くのを諦めることは、この人生における自分自身の成長を諦めることだと無意識のうちに自覚していたから。

 

 

 

まずは、できない自分を認める。わたしは絵が下手だ。恥ずかしかろうが何だろうが仕方が無い。下手なんだ。まずもって現状を認めないことには、変わっていく勇気を持てない。

 

そして「今、ここ」をただひたすら、真剣に生きる。「今、ここで、本当にやりたいこと」から目を背けて、自分自身に嘘をつくことをやめる。

「過去にどんなことがあった」なんて考えても今の自分にはどうすることもできないし、「自分の未来はどうなるのか」なんて考えたってわからないから意味がない。「今、ここで、本当にやりたいこと」を真剣に、丁寧にやっていく。

わたしは今、絵が上手になりたいと思っている。だから上手になるために毎日少しずつでもいいから制作をする。「今、ここで、何かを作る」ということに真剣になる。深刻にではなく、あくまでも真剣に。

 

そして、他人との比較評価の世界に生きることをやめる。これから先、比較するのは自分自身。過去の自分と比較して少しでも上手くできることが増えているかという視点でものごとを見る。少しでもできることが増えていたら自分は前進できているということ。自分自身の前進を認めて、素直に喜ぶ。

できないことではなく、できることに目を向ける。

自分自身を勇気づけることができるように、自分に対して前向きになれる言葉をかけてあげる。

 

・できない自分という現状を認めた上で、

・「今、ここで、本当にやりたいこと」に真剣に取り組んで、

・他人と比較することをやめて、

・自分の前進を自分で認めて、喜ぶ。

・自分で自分を勇気づける。

 

 これが、わたしが自分自身の苦しみから脱するために今しなければならないこと。

 

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ここまで書いておいて、それでもまだくじけそうになる自分もいます。変化することって、とても怖いです。でも、もうわたしは充分に苦しんだので、このあたりでもう苦しまない自分に変わってあげないといけませんね。

一気に変わろうとすると、心の抵抗がものすごくて上手くいかないので、少しずつですが頑張っていきます。

 

わたしにとっての25歳の1年は、変化の年みたいです。自分が「こうなりたい」と願っていたことを実現していける流れになっていることを感じます。

基本は変えずに、常にいい気分でいられる思考を選択すること。幸せを感じること。それに加えて、自分で自分を勇気づけること。今後はこのことも実践していきます。

 

今回の記事はこのような重苦しい内容になってしまったのですが、笑 わたしの幸せとは切っても切り離せない内容だったので、公開しました。

ずっと誰にも言えなかったことをこうして文章にして表に出すことができて、心がスッキリしました。

 

ここまで読んで下さった方、お付き合いいただきありがとうございました。

こんなわたしですが、これからも頑張って生きますのでどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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